Hello Lovelies!
「イギリスの天気」と聞いて、何を思い浮かべますか?寒そう、天気が悪そう、曇りの日が多そう…と、どちらかといえばグレーな空のイメージですよね?私も、イギリスに渡英する前は「まあ、天気悪いって言っても、どうせ毎日忙しくなるし、2年も住めば慣れるっしょ!」なんて軽く考えていました。
でもね、忘れてました。私は日本の南の島出身、ダウンジャケットどころか、冬服のバリエーションすら少ないんです。そう、私は南国で甘やかされて育ったんです。
結果?イギリスの気候は思ったより厳しい!寒さが骨身に染みるほど。2年間も住んでいましたが、慣れるどころか、1年目の冬には「無理、ここに一生住むとか私には不可能。」と早々に音を上げてました。
それでも、なんだかんだ生き抜いた自分を褒めたい!よくやった、私。だって、イギリスには天気以外にもたくさんの魅力的があるんです。きっとその魅力が私を支えてくれたんだと思います。あ、これからイギリスに移住を考えてる皆さん、心配しないでください。他の地域出身の在英邦人は、「イギリスの天気?まぁ、そんなもんよ」と平然と生きてますから!
では、ここからは1月~4月までのイギリス滞在の体感と、何を着ていたかについて綴っていきますね。寒がりさんの服装の参考になれば幸いです。
続きの5月~8月と9月~12月は次回の記事で閲覧できます!(思ったより感情がこもって長くなってしまったので3記事に分けることにしました。)
5月~8月:
9月~12月:
(2022年~2024年,主にBrightonとLondonの感想です)
JANUARY 「新年早々、寒さと格闘スタート」
太陽が顔を出す日もあるけど、10分以上外にいられるかどうかは別問題。
HIGH TEMPERATURE (最高気温) | 6℃ |
LOW TEMPERATURE (最低気温) | 3℃ |
AVERAGE TEMPERATURE (平均気温) | 5℃ |
RAINY DAYS (雨の日) | 19 DAYS |
SUNSHINE HOURS (日照時間) | 1 HOUR |
- ダウンコート
- フリースジャケット
- ベレー帽
- マフラー
- 極暖ヒートテック上下
- 手袋
- ロングブーツ
- カイロ
どんな服を着ようともインナーには極暖を上下仕込み、アウターフリースジャケットとダウンコートの二刀流。着ぶくれ?そんなの気にしてられない。ベレー帽はせめてものお洒落、頭を防寒することの大切さを学ばせてくれたイギリスの冬に感謝。
年が明けて、街中がハッピーな雰囲気に包まれる1月。太陽が顔を出すと、日向ぼっこをしようと外に出る。が、実際は「寒すぎて無理!」と、10分で室内に撤退。31日間のうち19日は雨降るし、1日の日照時間はなんと1時間…
ジムは1年で最も賑わう月だし、禁酒月間の”Dry January”に挑戦する人もちらほら。そのため、昼間はランニングする人を見かけても、夜に飲みに出かける人は減少。「みんな健康的だな~」と感心しつつも、自分はホットチョコ片手に室内でぬくぬく。(嘘です、私もジム頑張りましたよ!)
FEBRUARY 「もう限界…南に逃げたい!」
ただひたすら寒い。逃げ出したい気持ちでいっぱいの月。
HIGH TEMPERATURE | 7℃ |
LOW TEMPERATURE | 3℃ |
AVERAGE TEMPERATURE | 7℃ |
RAINY DAYS | 16 DAYS |
SUNSHINE HOURS | 2 HOURS |
- ダウンコート
- フリースジャケット
- ベレー帽
- マフラー
- 極暖ヒートテック上下
- ニット
- 手袋
- ロングブーツ
- カイロ
服の着こなしは1月と変わらず。色違いのベレー帽とニットを購入しました。
2月は寒さのピークで、ついに「もう無理…南ヨーロッパに逃げたい!」という気分に。旅行の計画を立てるだけが唯一のモチベーションアップ。地元の人々は普通に生活してるけど、私にとっては生きるか死ぬかの戦い。ヨーロッパ行きのチケットを握りしめる瞬間が最高の癒し。
MARCH 「春が来た?いや、まだまだ寒い!」
外はまだ凍える寒さ。でも気持ちはもう春!錯覚を楽しむ季節。
HIGH TEMPERATURE | 10℃ |
LOW TEMPERATURE | 4℃ |
AVERAGE TEMPERATURE | 9℃ |
RAINY DAYS | 16 DAYS |
SUNSHINE HOURS | 4 HOURS |
- ダウンコート
- ベレー帽
- 極暖ヒートテック上
- 起毛タイツ (NEW!)
- 手袋
- マフラー
- ロングブーツ
- カイロ
ニットは分厚いものから薄めの素材にシフト。極暖のレギンスを履くことは卒業し、スカートをはくときだけタイツを仕込む。
春の兆しがちらほら見え始める3月。毎朝天気予報をチェックして最高気温が2桁になる日はニヤリ。10度を超えると室内は暖かいけど、外に出ると「またかよ!」って感じで寒い。私もイギリスギャルたちに感化されてミニスカートに挑戦するも、結局は厚手のタイツとロングブーツ。結論:寒がりの私には窓際の日差しがベストフレンド。
APRIL 「冬の延長戦…でもアイスは食べたい」
10度を超えたらみんなジェラート屋に殺到。でも空気はまだ冷蔵庫並み。
HIGH TEMPERATURE | 13℃ |
LOW TEMPERATURE | 6℃ |
AVERAGE TEMPERATURE | 11℃ |
RAINY DAYS | 16 DAYS |
SUNSHINE HOURS | 5 HOURS |
- ダウンコート/ダウンジャケット (NEW!)
- フリースジャケット
- マフラー/スカーフ (NEW!)
- ロングブーツ/ローファー (NEW!)
- ミニスカート (NEW!)
- 手袋
ここからは10度を超えるか超えないかで着る服が変わってくる。「10度以下なら、1~2月のようにダウンコートやマフラーを装備するが、10度以上なら、ダウンジャケットとスカーフでOK」というルールを発見。アウターの長さとマフラーの生地の分厚さで少しでも現地人に馴染もうとする。春の兆しを感じるのは、3月末にサマータイムに入り、日照時間が伸びたからである。これは太陽をひたすら待ちわびていた在英民にとって朗報で、まだ気温は10度前後にかかわらず太陽が顔を出すと一斉にジェラート屋さんに列をなす。可愛いもんだ。ちなみに空気はスケートリンク並みに寒い。見た目は春でも、体感は冬の延長戦。
まとめ
春の兆しを感じ始めても、まだ寒さとの闘いは続く…でも、5月からは少しずつ重ね着も減り、ファッションの自由度が増す季節へと移り変わります!次回は、5月から8月まで、イギリスの気候と戦いながらも、初夏の楽しさを見つける日々をお届けします。
5月~8月:
9月~12月:
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